機関紙とは

機関紙とは


機関紙に興味のある方へ。特定の団体が、組織内にある見解などの情報を一定の層と共有することで、組織の発展など、定めた目的を達成するために使われるのが機関紙です。ある情報を発信することを営利活動とする新聞や広告などと違い、機関紙を制作するときは、違う注意が必要になってきます。

最大の特徴は、広告による費用負担がないこと。新聞も広告も、クライアント、あるいは広告主がおり、制作にかかる費用は、内容に応じて負担してもらえますが、機関紙は、それを制作することに対して、組織内で予算を確保することでしか、制作費用は作れません。広告を掲載する機関紙もないとは言えませんが、その場合、組織内での見解が、広告を出すクライアントの営業姿勢などに反するものであれば、掲載をためらわれることも出てきますので、そうなれば「機関誌」とは言えなくなります。純粋に機関紙として発行するのであれば、まずなすべきことは、予算確保なのです。

機関紙とは

また、情報に高い鮮度を求めない性質から、制作の手順も、新聞・広告とは異なってきます。新聞であれば、都度発生する事象に対して、取材をして記事原稿を書き、誤字・脱字の校正と、内容の校閲を行い、併せて、営業担当が広告枠に応じてクライアントから広告を取り、レイアウトして製版、という手順になるでしょう。

広告なら、掲載する媒体の掲載枠をクライアントに提示して、費用を決めたうえで、クライアントが宣伝したい物について広告内容を考え、プレゼンテーションしてクライアントの同意を得て、原稿を作り、校正・校閲をかけて印刷、となります。機関紙は、広告がありません。記事のために取材を行う場合は、予めテーマを設定して、それに沿った対象を、テーマに沿う内容で取材することになります。

広告掲載の手間を削り、内容校正・校閲はテーマに沿っているか否かで判断する、ということになるのです。そこでは、掲載内容の鮮度はあまり問われません。広告がない分、目的を常に意識ことが問われるのが、機関紙なのです。


当社では機関紙の企画から誌面デザイン、印刷まで、お客様のお手伝いをさせていただいております。機関紙のレイアウトやデザイン、書き方、見出し、表紙でお悩みの方、ptaやグループホーム、デイサービス、労働組合、ソフトテニス、ロボット、道路、広報誌、大学、電気、農協、防災、老人クラブなどの機関紙の印刷や作成をお考えの方、機関紙のテンプレートや印刷所をお探しの方、まずは一度ご相談下さい。機関紙に興味のある方も是非どうぞ。

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