社内報の価格はいくらが相場？値上げが妥当か判断する2つのポイント

社内報の外注費、「今の価格が適正かわからない」と感じていませんか？

「今の会社、急に高くなった気がする…」
そんなことを感じていませんか？

とはいっても、

• 他社の相場はよくわからない
• 見積もりを取り直すのも手間がかかる
• 今さら聞きづらい

そんな理由から、結局よくわからないまま続けているというご相談を、実際に多くいただくようになりました。

社内報でいまだにあるページ単価1万円以下という価格

現在、社内報のデザイン費の相場はA4・1ページあたり ¥20,000〜¥25,000前後がひとつの目安です。
そんな中お問い合わせいただくお客様の中には

というご相談をいただくことがありますが、
正直、かなり安いです。

新たに業者を探してもその価格で制作を行ってくれるところはかなり少ないと思います。

今の業者に不満がなく、その価格帯で社内報を作れているならそのまま続けることをおすすめしています。

なぜ、これまで社内報を安く作れていたのか？

今までが例外的に安かっただけというケースは少なくありません。
これまでにお問い合わせ頂いた際に多かった理由は主に2つです。

他の印刷物と一緒に発注していたため特別価格になっていた

会社案内、パンフレット、チラシなど、他の印刷物とまとめて発注していたため、社内報は特別価格のような扱いになっていたというケースです。

当初は「一緒にやるなら少し安くしておきますよ」という流れになっていたかもしれませんが、

・印刷物の発注が減った
・社内報の発注だけが残った

この時点で特別価格は成立しなくなります。

社長の知り合い・付き合いで特別に安かった

• 社長の知人がやっているデザイン会社
• 昔からの付き合いのある印刷会社
• 個人的なつながりのあるフリーランス

この場合、本来の正式価格ではなく、かなり無理をした金額で続いていたということも珍しくありません。

そしてこの関係性は、

• 担当者が変わる
• 経営状況が変わる
• コストが上がる

と適正価格へ戻ってしまいます。

「急に高くなった」のではなく、「元に戻っただけ」かもしれない

実際によくあるのが、「いきなり高くなったんです！」という声です。

しかし話をよく聞くと、もともとがかなり無理をした価格だったというケースがほとんどです。つまり、急に高くなったのではなく「今までが、安すぎた」だけという可能性が高いです。

社内報が値上げされる理由

社内報が値上げされる理由として制作費の高騰が主な理由になります。

人件費の高騰

デザイナー、ディレクター、オペレーターなど社内報制作に関わる人材の人件費はここ数年で上がっています。働き方の変化、最低賃金の上昇、どれも制作現場では人件費に影響する要素です。

光熱費・賃料の上昇

制作会社や印刷会社も電気代、事務所の賃料といった固定費が上昇しています。
こうしたコストも影響を受けています。

紙・印刷コストの上昇

制作費とは別になりますが、紙代・印刷コストの上昇も値上げの理由の一つです。
用紙価格の値上げ、インク代の高騰、輸送コストなどにより印刷費が上がっています。

その社内報の値上げ、妥当かどうか判断する2つのポイント

社内報の値上げがあったとき「高くなった」で終わらせてしまうのはもったいないです。
妥当な値上げかどうか、2つのポイントを確認してみてください。

値上げ理由が具体的に説明されているか

「どのコストが」「どんな理由で」「どれくらい上がったのか」
こういった点を具体的に説明してくれる業者であれば、値上げの妥当性はかなり高いと考えてよいでしょう。

制作工程や修正回数は増えていないか

• 原稿整理や構成提案まで含むようになった
• 修正回数の制限がなくなった
• 写真のレタッチや加工が増えた

こうした制作工程そのものが増えている場合、価格が上がるのは自然なことです。
金額は上がったけど、やってもらっていることは増えている場合は単純な値上げとは言えません。

社内報デザインの一般的な価格

社内報デザインの一般的な相場は、
A4・1ページあたり 20,000円〜25,000円前後がひとつの目安です。

この価格には、

• 原稿整理
• 構成調整
• 写真の補正
• 読みやすさの設計

など、社内報をつくるための作業一式が含まれています。

社内報は「安さ」だけで外注先を決めると失敗しやすい

「安いから」という理由だけで外注先を選ぶと、あとから負担が増えやすくなります。

• 修正が通らない
• 修正は別料金
• 言ったことしかやってくれない

価格が安くても、時間や手間、ストレスがかかることがあります。
これではコスパがいいとは言えません。

今の業者で続けるべきか？それとも外注先を見直すべきか？

今の業者で続けたほうが良い場合

以下のような場合、値上げを受け入れて続けてみてもよいかもしれません。

• 値上げ理由が 具体的に説明されている
• 制作内容やサポートが 以前より手厚くなっている
• やり取りがスムーズで ストレスが少ない
• 社内報の 質や反応に満足している

今の業者を見直したほうがいい場合

一方で次のような場合見直したほうがいいかもしれません。

• 値上げ理由が あいまいなまま
• 金額だけ上がって 中身が変わらない
• やり取りのストレスが大きい
• 提案がなく 言ったことしかやってくれない

この場合は、慣れで続けてしまっているだけの可能性もあるので見直しを検討してみてください。

続けるか、見直すか。
一番大切なのは金額の大小ではなく、その価格にきちんと納得できているかどうかです。

迷ったら第三者のプロに一度聞くのが一番早い

社内報の値上げや外注先の見直しは、社内だけで判断するとどうしても視野が狭くなりがちです。

例えば、

• 昔から付き合いがある
• 今さら業者を変えるのが面倒
• 他社と比べる基準がない

本当は違和感があるけどそのまま続けてしまうケースは少なくありません。

第三者のプロに相談すれば、

• 今の価格が 相場と比べてどうなのか
• 値上げの理由は 妥当なのか
• 続けるべきか、見直すべきか

を整理してもらえます。
社内で悩み続けるより1度、第三者の視点を入れた方が後悔も少なくなります。

【無料相談】今の社内報の外注費、適正かどうか診断します

ここまで読んで、

・今の価格は 高いのか、妥当なのか
・値上げを 受けるべきか、切り替えるべきか

まだ迷いが残っている方も多いと思います。
そんなときは、1度、第三者の立場で状況を整理してみるのが一番早い方法です。

社内報製作・相談ドット・コムの無料相談でわかること

• 今の社内報の価格が 相場と比べてどうなのか
• 値上げの理由は 妥当かどうか
• 続けるべきか、見直すべきかの方向性

これらを整理することができます。無理な営業は一切しません。相談だけでもOKです。