Web社内報から紙の社内報に戻す企業が増えています

社内報デジタル化

Web社内報から紙の社内報に戻す企業が増えています


紙の社内報からWEB社内報に変更したがまた紙の社内報に戻す企業や団体が増えています。
紙の社内報とWEB社内報ではターゲットやコンテンツが異なります。
目的と合った社内報を発行するために紙の社内報とWEB社内報の違いを改めて理解しましょう。

紙の社内報とWEB社内報の違いを理解しよう

紙の社内報もWEB社内報も
・経営ビジョン、経営方針、経営課題を伝える
・各部門からの連絡、報告
・社風や企業文化を伝える
・技術や知識を伝える
・社員のモチベーションアップを図る
など社内の社員相互の意思疎通を図る目的や社内の情報や考え方を共有するという目的で発信しています。
しかし、効果的に発信し続けるにはターゲットやコンテンツによって紙の社内報が良いのか、WEB社内報が良いのか大きく変わってきます。

紙の社内報の特徴は?

紙の社内報では社員だけではなく
・社員の家族
・OB OG
・採用予定の学生
・お取引先様
に社内の取り組みや社内の雰囲気を知ってもらうことができます。

紙の場合手にとってじっくり読むことができるので掲載した情報は到達しやすくなります。

ただし速報性はありません。発行までに1ヶ月ほどかかるためその分情報は古くなってしまいます。

またコロナ禍でリモートワークが進む中、社員全員の自宅に紙の社内報届けることは難しいでしょう。

WEB社内報の特徴は?

WEB社内報といえばなんと言っても情報到達の速さ!
社内のニュースや人事情報など離れた営業所、部署でもすぐに伝えることが可能です。

しかしWEB社内報の場合専用のサイトにアクセスしログインする必要があります。場合によってはログインがうまくいかず手間になってしまうことも…

また記事の更新率が低いと閲覧率が下がることがあります。
週2.3回、少なくても週1回更新されていると読む側も習慣づいて良いですね。

紙からWEB WEBから紙に戻った A社の例

A社は以前紙の社内報を発行していました。
社員のご家族にも社内報をお送りして社内の取り組みや社内の雰囲気を知ってもらうことに力を入れていました。

しかし発送や部数が多く費用がかさむため発送や部数に影響のないWEB社内報に変更することに。
今後は情報を社内だけに発信することになりました。

社内のニュースなどの更新は2週間に1回
コンテンツの更新は3ヶ月に1回
の更新頻度でWEB社内報を更新していました。
WEB社内報としては更新頻度が少なかったのかもしれません。

そのためログイン率は半分以下となかなか見てもらえませんでした。
・若い社員が多いためスマホで社内報を読んでもSNSみたいで新鮮味がない。
・WEB社内報の情報更新をメールしても埋もれてしまう
という声もあったそうです。

そういったこともあり今回紙社内報を
PDFで納品するというお問い合わせをいただいました。
PDF納品することでデータとしてPCで社内報を見ることもでき必要な分だけ印刷することも可能です。
以前の紙社内報で課題だった発送や部数の費用についてもPDF納品ならそれほど気にする必要もありません。

ちなみに当社ではPDF納品の他、電子ブックでの配信も増えてきています。予算が少なくて困っている方やリモートワークが増えている企業様にご好評いただいております。

紙の社内報、WEB社内報それぞれ
・誰に見てもらうのか
・どのくらいの頻度で発信するか
・どんな内容を載せるか

これらによってどちらを選ぶか変わってきそうですね。

皆様はどのような目的で社内報を発行しようとお考えでしょうか。
紙の社内報、WEB社内報どちらが合っているのかわからない方はぜひご相談ください。

この記事を書いた人
伊藤 慎一

1969年、愛知県名古屋市出身。有限会社ゴルゴオフィス 営業部長。

2000年「有限会社ゴルゴオフィス」を現代表と立ち上げ、20年以上デザイン製作に携わる。

2018年 紙の社内報制作専門サイト「社内報製作・相談ドットコム」をオープン。
社内報作りの相談窓口として年間100件ほどの社内報、広報誌などのデザイン製作から印刷までを担当。出版物や販促物のデザイン製作の経験を活かし、社内報担当者の方々が少しでも負担を軽減できるよう取り組んでいる。全国の小学校・中学校・高校のPTA広報誌制作をサポートする「PTA広報誌アドバイザー」としても活動中。
趣味はカメラ。お客様との打ち合わせに行く度に何気ない風景の写真が増えている。

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