社内コミュニケーションとは?活性化させるアイデアを紹介

社内コミュニケーション

社内コミュニケーションとは?

組織内のメンバー間で情報や意見を交換しコミュニケーションを図ることを言います。
業務上のやり取りや雑談、ミーティング以外にも社内イベントなどさまざまな形があります。

社内コミュニケーションが減ると何が起こるか?

ミスが起きやすくなる

社員同士の連携や情報共有が十分にできていないとミスは発生しやすくなります。
また、ミスが発生した際の改善もフォローもしにくくなります。

業務の質が下がる

部署内、部署間でコミュニケーションが不足していると、協力が必要な場面で連携がとりづらくなります。
また、コミュニケーションをとることで生まれるアイデアや知識の共有も発生しづらくなります。

離職率が高くなる

ミスが多くなったり、人間関係の悩み、個人で抱え込むストレスは大幅に上がります。
仕事そのものに対するモチベーションも低下し、離職へと繋がります。

社内コミュニケーションを活性化させるアイデア

職場内のコミュニケーションを活性化させるアイデアをいくつかご紹介いたします。

フリーアドレス

フリーアドレスとは、固定の席を持たずに好きな席で働くワークスタイルのことです。
在宅勤務の割合が増えたことでオフィス内の固定席が十分に活用されなくなり、フリーアドレスを検討する企業が増加しています。

フリーアドレスを導入することで組織内の交流が活発化しやすくなります。
普段は話す機会がない他部署の社員とコミュニケーションが増えたり、ビジネスアイデアが生まれやすい環境づくりに効果的です。

【実例】日本航空株式会社

2015年、日本航空株式会社では、1人あたりの総労働時間を1850時間/年にすることを目標に「ワークスタイル変革」を宣言しました。その一環として行われたのが、フリーアドレスの導入です。
固定席は部署ごとに固まるため、異なる部署や役職間での交流が限られていました。

フリーアドレス導入により、異なる部署や役職の従業員が同じスペースで作業する機会が増え偶発的な出会いからアイデアが生まれるなど、創造性を高める環境が整いました。

また、必要最低限の座席を確保することでオフィススペースを有効活用しミーティングルームやリフレッシュスペースを新設しました。

https://bunshun.jp/articles/-/2293
https://bunshun.jp/articles/-/2311

社員食堂

「社員食堂」とは、従業員が食事をするための福利厚生の一環として設置された食堂のことです。
福利厚生が充実していることをアピールするためにも良いですが、社員同士のコミュニケーションの場としても重要です。

さまざまな部署の社員が集まる社員食堂があれば、自然とコミュニケーションを取ることができます。
オフィスとは違い、食事をする場である社員食堂では他部署の社員、上司や部下などの隔てがなく、気軽に会話ができるというメリットがあります。

社内イベント

日々の業務では関わることのない社員とのコミュニケーションの機会を作ることで、日常的な交流が自然に増えていくのを目的とします。社員同士のコミュニケーションを深めたり、経営理念を浸透させたりする施策として、社内イベントを実施する企業が増えています。

例、シャッフルランチ 社員旅行 バーベキュー お花見 スポーツ大会 ゴルフコンペ 社内表彰式

コミュニケーションツールの活用

拠点が複数にわかれている企業や在宅勤務をはじめとする多様な働き方を導入している企業はコミュニケーションツールの利用が有効的です。業務上必要となる意思疎通や知識・ノウハウといった情報を素早く共有し効率的に業務を行う目的で導入されています。

この記事を書いた人
伊藤 慎一

1969年、愛知県名古屋市出身。有限会社ゴルゴオフィス 営業部長。

2000年「有限会社ゴルゴオフィス」を現代表と立ち上げ、20年以上デザイン製作に携わる。

2018年 紙の社内報制作専門サイト「社内報製作・相談ドットコム」をオープン。
社内報作りの相談窓口として年間100件ほどの社内報、広報誌などのデザイン製作から印刷までを担当。出版物や販促物のデザイン製作の経験を活かし、社内報担当者の方々が少しでも負担を軽減できるよう取り組んでいる。全国の小学校・中学校・高校のPTA広報誌制作をサポートする「PTA広報誌アドバイザー」としても活動中。
趣味はカメラ。お客様との打ち合わせに行く度に何気ない風景の写真が増えている。

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