【社内報】編集後記は文章作りよりもレイアウトが大切

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社内報作りでは
企画進行管理、スケジュールなどを組み、ネタ集めやアンケートの実施、素材や写真が集まった後に誌面のレイアウトやデザインを自分たちで行ったり制作会社・印刷会社を利用して修正を繰り返して印刷まで行いますが自分の想いを文章にする必要がある箇所があります。
それは「編集後記」です。
制作も終盤、印刷まであと少しという所で最後の最後に行う仕事ともいえます。

なぜ最後に編集後記をとっておくかというと社内報制作を手がけた人が書くことがほとんどだからです。
社内報を作成する中で大変だったことや、取材やアンケートを行った時の感想、
見所やちょっとした裏話などなどを掲載するスペースで、読んでいる人が楽しみにしている所でもあります。

社内報では小さなスペースになりがちですが、
唯一製作者側の気持ちを率直に書くことのできる大切なコーナーです。
ここに作り手の感想を書くことで、社内報に興味を持ってくださる方が増え、より一層、活動に活気がでるきっかけになるでしょう。

編集後記は文章を書くことが苦手な人にとってはとても苦労する所でもあります。
ただ、今はネットで調べると多くの編集後記の例文が出てきます。
同じ想いをつづっているものを参考にして文章を作っていくことで編集後記は簡単に作ることが出来ます。
しかし編集後記は文章を作ることよりも、レイアウトや見せ方のほうが重要です。
上記にも述べたように、編集後記を読んでもらうことで社内報に興味を持ってもらうことが編集後記のひとつの役割だと思います。

このことから編集後記は
【読んでもらうレイアウト】
【読みやすいデザイン】
などを意識して制作することをおすすめします。
様々な広報誌、雑誌や本などの編集後記やあとがきを参考にしたり、制作会社に相談してみても良いかもしれません。

この記事を書いた人
伊藤 慎一

1969年、愛知県名古屋市出身。有限会社ゴルゴオフィス 営業部長。

2000年「有限会社ゴルゴオフィス」を現代表と立ち上げ、20年以上デザイン製作に携わる。

2018年 紙の社内報制作専門サイト「社内報製作・相談ドットコム」をオープン。
社内報作りの相談窓口として年間100件ほどの社内報、広報誌などのデザイン製作から印刷までを担当。出版物や販促物のデザイン製作の経験を活かし、社内報担当者の方々が少しでも負担を軽減できるよう取り組んでいる。全国の小学校・中学校・高校のPTA広報誌制作をサポートする「PTA広報誌アドバイザー」としても活動中。
趣味はカメラ。お客様との打ち合わせに行く度に何気ない風景の写真が増えている。

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