社内報の発行回数について

コラム

皆様の会社では社内報を年に何回発行されていますか?

毎月1回、隔月、季節ごとに1回で年に4回、半期に1回で年2回、などなど。
年間計画を立てて発行されているかと思います。

毎月1回で計画したけど本業が忙しい時期にかぶるとてんやわんや、社内報のほうに全く手が着けられず1回休みにしたなんていうこともたまにお聞きします。

これから社内報を発行しようと考えている方は社内報の誌面で紹介したい会社行事のタイミングはもちろんのこと、社内報を社員の皆さんにどんな風に読んでもらいたいかをイメージして発行回数を計画してみてはいかがでしょうか。

参考までに年間の発行回数が多い場合、少ない場合、それぞれのポイントをご紹介します。

【年間発行回数が多い場合】
スピード感が高くなりますがじっくり読み込む傾向は低くなります。
目に触れる機会は多くなるため認知度はアップします。

【年間発行回数が少ない場合】
スピード感はあまり無くなってしまいますが時間を掛けて読まれる傾向になります。
目に触れる機会は少なくなるため認知度は下がります。

どちらが皆様の会社にとってしっくりきますか?
スピード感は高い方がいいから毎月発行したい、けどじっくり読んでもらえないのはちょっと、という場合は手軽に読める短い記事や写真・図版を使って読み込まなくてもいい誌面にしてみるのもいいかもしれません。

スピード感よりもじっくり読んでもらいたいから季節に1回にするのもありです。
素早く伝えたい情報はメールなどで補って計画するのもいいかもしれません。
社内報を企画・編集する時間も確保しやすくなります。

また、毎月発行して認知度を上げておいてある程度社員の皆さんに社内報が浸透してから発行回数を季節に1回に切り替えるのもありです。

こちらの企業様は最初の2年間は毎月発行し、代表・役員の方々のインタビューを毎回掲載したり、地方の営業所の紹介も各号ごとに行い、社員の皆さんに社内報の存在を広め、それによって社員の皆さんに社内報への取材協力をしてもらいやすい土壌を作っていきました。
今は季節に1回の発行に切り替え、スピード勝負の必要な情報は社内連絡メールを使って発信しています。

社内報はそれぞれの会社に合う発行回数で計画し、時には見直しをして発行を継続することが大切です。

この記事を書いた人
伊藤 慎一

1969年、愛知県名古屋市出身。有限会社ゴルゴオフィス 営業部長。

2000年「有限会社ゴルゴオフィス」を現代表と立ち上げ、20年以上デザイン製作に携わる。

2018年 紙の社内報制作専門サイト「社内報製作・相談ドットコム」をオープン。
社内報作りの相談窓口として年間100件ほどの社内報、広報誌などのデザイン製作から印刷までを担当。出版物や販促物のデザイン製作の経験を活かし、社内報担当者の方々が少しでも負担を軽減できるよう取り組んでいる。全国の小学校・中学校・高校のPTA広報誌制作をサポートする「PTA広報誌アドバイザー」としても活動中。
趣味はカメラ。お客様との打ち合わせに行く度に何気ない風景の写真が増えている。

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