読まれる社内報制作に必須!「ターゲット設定」

コラム

読まれていない理由はターゲット?

「社内報があまり読まれていないかも」
お問い合わせをいただく中でもよくお聞きするお悩みです。

忙しい通常業務の中で時間を作り一生懸命に制作している担当者様にとっては
本当に悲しい限りですよね。

読まれていない社内報の特徴としてよくあるのが
ターゲットを定めずに全社員対象の記事を制作してしまっていることです。

実は、出来るだけ多くの社員に読んでほしいからと言って全社員に向けた記事だけだと
全体的に内容がぼんやりとして「自分には関係ない」と関心を持ってもらえず読まれない要因になってしまいます。

この記事では読まれる社内報を制作するために基盤となる「ターゲット」についてお話をします。

ターゲットとは

ここでいうターゲットとはマーケティング用語のターゲティングと同じ意味です。
ターゲティングとは、細分化された市場の中から、自社がターゲットと据える市場を選ぶプロセスのことです。
多種多様な顧客がいる中で全員をターゲットに設定しても戦略を明確化できないということですね。
つまりどういった社員に読んでほしい記事なのか定めて制作をすることで、
より明確に興味を引くデザインや文章で記事を制作しやすくなるのです。

ターゲットの分かりやすい例を挙げるとファッション誌です。
パッと思いつくだけでも、性別、年代、綺麗系~ギャル系、爽やか系~ストリート系など驚くほど多いジャンルがある中でも、ターゲットを絞り各ファッション誌に分かれていますね。
そしてその沢山の種類のファッション誌が現代でも需要があり販売されています。むしろどんどんターゲットが細分化されているように思えます。

少し話がそれましたが何が言いたいかというと「ターゲットを定めることは大事」ということです。

ターゲット設定のコツと例

ターゲットを分けようにもおおよそ20代〜60代、役職もバラバラでターゲットを絞るのが難しいと思ってしまいますよね。しかし一冊でターゲットを絞る必要はありません。

各ページ、各記事ごとに読んでもらいたいターゲットを定めることをおすすめします。

考え方次第でターゲットが定めやすくなるので紹介します。

役職や部署

役職や部署ごとにターゲットを分けるのが良い理由は、社内報を通じて伝えたいことがそれぞれ違うことが多いからです。

・数字や全体の事を気にしがちな役員クラス
・結果を出しつつ部下の様子も気になるリーダークラス
・沢山のことを覚えてひたむきに頑張る若手社員

これを見ただけでもそれぞれの人が興味を持つ内容が全然違うことが分かりますよね。
他にも、店舗スタッフ、工場スタッフ、アルバイト、など同じ会社でも様々な働き方があると思います。
役職や部署ごとでターゲットを定めるのは伝えたいことを的確に伝えやすく、読む人も「自分に関する記事」だと分かりやすく興味を持ちやすくなります。

年代

年代別でターゲットを分けるのが良い理由は、内容はもちろんですがデザイン、レイアウトの部分で興味の惹かれ方が違うことが多いからです。

分かりやすく以下の2つのターゲットで比較しましょう。

ベテラン社員→テキスト中心のものの方が読みやすいかもしれません。新聞のようなイメージ。
若手社員→図や写真などを多用しポップなものが目をひき読みやすいです。SNSのようなイメージ。

この2つだけでも大きく違いがあることが分かりますね。
デザインはパッと見て、その記事の印象が変わりますので年代別のターゲットはかなり有効です。

伝えたい内容

上記の2つはターゲットを決めてから内容やデザインを当てはめていましたが、この方法は逆で、まず伝えたい内容があり、その内容をどのターゲット層に伝えたいのか考える方法です。

例えば

部署紹介をしたい→新入社員など比較的若手の層は気になる方が多く食いつきが良いです。
会社全体の業績→役員クラスはここをしっかりと読み込みたいはずです。

あらかじめ伝えたい内容があってもターゲットをイメージして定めることを忘れないようにすると、より伝わりやすくなります。

その他のターゲット

社内報では他にも様々なターゲットの種類があります。きっと考え始めたらいくつでも頭に浮かびますね。

・ご家庭がある社員さん
・少し落ち込み気味の社員さん
・意欲たっぷりの社員さん
・上司と部下に挟まれ気苦労している社員さん
・業績が上昇している部署
・表に出て活躍する部署
・裏方で縁の下の力持ちな部署

など、ターゲットは企業にもよって様々で、その種類は無限大にあると思います。
ターゲット設定をせずにふわっと書いてしまうくらいなら、自分の知っている社員さんをイメージして記事を制作するだけでも、内容にも変化があり、デザインも決めやすくなるでしょう。

ターゲット設定を怖がるな

そもそも「ターゲット設定を間違えたらどうしよう」と思ってしまう気持ちも分かります。
しかし安心してください。多少のズレを気にする必要はありません。むしろズレがあるからこそ修正して行けますし、ズレがあるからこそ想定していた周辺の人も読んでくれたりします。

ターゲット設定のズレよりターゲット設定をせずに制作するデメリットの方が遥かに大きいです。

ターゲット設定をすることで社員が読みたくなる社内報を制作することができます。
しかも、内容は考えやすくデザインも制作しやすくなり、間違いなく伝わりやすい社内報になる、という良いことだらけです。

沢山お話をしてきましたがターゲット設定は
「あなたが制作するその記事は誰に読んでもらいたいですか?」
といういたってシンプルなことでした。

・以上を読んでもターゲットがよくわからない
・ターゲットごとに合わせた社内報のデザインがうまくできないという方
ぜひ当社へお気軽にご相談下さい!

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この記事を書いた人
伊藤 慎一

1969年、愛知県名古屋市出身。有限会社ゴルゴオフィス 営業部長。

2000年「有限会社ゴルゴオフィス」を現代表と立ち上げ、20年以上デザイン製作に携わる。

2018年 紙の社内報制作専門サイト「社内報製作・相談ドットコム」をオープン。
社内報作りの相談窓口として年間100件ほどの社内報、広報誌などのデザイン製作から印刷までを担当。出版物や販促物のデザイン製作の経験を活かし、社内報担当者の方々が少しでも負担を軽減できるよう取り組んでいる。全国の小学校・中学校・高校のPTA広報誌制作をサポートする「PTA広報誌アドバイザー」としても活動中。
趣味はカメラ。お客様との打ち合わせに行く度に何気ない風景の写真が増えている。

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