社内報でコミュニケーション&モチベーションUP 有能ネタ5選

ネタ・企画

ネタ切れでお困りの方へ紹介。社員間のコミュニケーション、社員のモチベーションを向上するという課題に特化したとても有効な社内報のネタ・企画5選。

 

はじめに

社内報のネタで困ったときにネットで調べる方が多いと思います。
実際にこのページを見ているあなたもそのうちの一人かもしれません。
ネットで調べるとランキングやネタ一覧を大量に掲載しているコラム記事をよく見かけますが、
結局多すぎて選ぶのに悩んでしまったり、なんの効果があってそのネタを使うのかわからず
社内報の本来の目的からそれてしまっていては意味がありません。

ここでは社内報の本来の目的に沿った便利で有能なおすすめのネタ・企画を紹介します。

まず、社内報の目的とは?

社内報には大きく分けてこれらに当てはまります。

・情報の共有
・経営理念の浸透
・社員同士の繋がり、コミュニケーションの活性化
・社員のモチベーションの向上

もちろん企業によって目的も違いますが、ほとんどがこれらに当てはまります。

 

社内報は定期的に発行されているものという風習だから発行されるのではなく、
目的を持って発行されることでやっと意味を成すということを忘れずにしましょう。

 

その中でも今回は仕事の根本であり、近年会社の課題としてあげられることが多い
コミュニケーションとモチベーションに注目します。

コミュニケーション・モチベーションが低下するとどうなるか

・ミスが増える

社員同士の連携や情報共有が十分にできていないとミスは発生しやすくなります。
また、ミスが発生した際の改善もフォローもしにくくなります。

・業務の質が下がる

部署内、部署間でコミュニケーションが不足していると、
協力が必要な場面で連携がとりづらくなります。
また、コミュニケーションをとることで生まれるアイデアや知識の共有も発生しづらくなります。

・離職率が高くなる

ミスが多くなったり、人間関係の悩み、個人で抱え込むストレスは大幅に上がります。
仕事そのものに対するモチベーションも低下し、離職率へと繋がります。

それでは、社員間のコミュニケーション、社員のモチベーションを向上するという目的に
即戦力として役立つネタ・企画5選を紹介していきます。

コミュニケーションとモチベーションの向上に特化していますが業務にも活かせる内容で
これからの定番コーナーとしても使える有能なネタです。

コミュニケーション&モチベーションUP ネタ・企画5選

サンクスカードをコーナー化

サンクスカードとは、上司、部下、同僚などに感謝を伝えるカードの事です。
しかし、従来のサンクスカードでは時間が掛かり業務の負担になる、
余計な気を使い負担になる、マンネリ化する、気持ち悪く感じるなど導入に失敗する企業もあります。

そこで年に何回か発行される社内報の1つのコーナーとして取り入れることが最適なのです。

例えば社内報の発行に合わせて、1つの部署にサンクスカードの依頼をすることで、
負担も減り、サンクスカードの内容でその部署の業務や雰囲気までも伝わります。
企業によっては、名前を出されたことで今後のプレッシャーや負担になってしまう人が
いるということで、宛名は匿名であったりイニシャルだけということもあります。

実績を残した社員はもちろん、実績として残りづらい業務内容の社員、
嬉しかったちょっとした気遣い、たった一言の言葉で気持ちが楽になった。
など日頃伝えづらい人や内容も、ここで機会を設けて社内の雰囲気や
モチベーションを向上しましょう。

成功体験

会社や部署あるいは社員個人で抱えている問題を実際に解決した実例や、
難しいと思われていたプロジェクト、日々の商談や企画、開発などの
成功体験を紹介するのはいかがでしょうか?

・〇〇を工夫して変えたら売り上げがアップした
・お客様との会話でこんなことをアピールしたら契約が成立した
・〇〇を意識して進めていたらプロジェクトが成功した

など、実際に起きた体験談を載せます。

ベテラン社員はそれを見て学ぶことも思い出すこともでき、
若手の社員さんは啓発本やコラムではなく、
同じ会社の直接参考になる知識を得ることができます。
直接では全員に情報を共有するのは難しかったりしますよね。
とくに若手社員は経験が少ない上に社内では当たり前の事のような雰囲気で
聞きづらいなんてこともあります。

そこで社内報で成功体験を共有するのは得策だと言えます。

先輩たちの失敗談

社長や役員、上司など会社の先輩たちの失敗談は社内報のネタの中でも注目度はかなり高い方です。
取り返しのつかないほどの大きな失敗は載せられませんが、
くすっと笑える失敗談や、思い出すだけで恥ずかしい失敗談、失敗したけど取り返した体験談などを載せます。

・何が原因で失敗したのか
・失敗した後にどう取り返したのか
・失敗を経て何を意識するようになったのか

なども載せられるのがベストです。

「あの管理職の人もこんな失敗をしてたのか」
「あのエースもこんなことを乗り越えたのか」

失敗を恐れてなかなかチャレンジできない若手社員が前向きになったり、
どういうことに気を付ければ失敗しないのかなどと、
先輩たちの失敗談を自分の蓄えとして役立ち、すっと肩の力を抜いて成長することができる素敵な記事になります。

福利厚生の紹介

社員のモチベーションの向上や、人材を確保するために設けられている福利厚生。
しかし入社前、入社時に確認して以来あまり意識されなくなっていくのが福利厚生。
この点は非常にもったいないですよね。
そもそも新入社員からベテランまで社員全員が知っているはずの福利厚生ですが、
福利厚生があるのは知っているが使ったことがない、
使い方が分からないという社員さんも少なくはないと思います。

そこで社内報のネタとして福利厚生を載せます。

福利厚生について書いてある資料やパンフレットをそのまま使いまわすのではなく、
実際利用するための手順や申請方法、どんな時に利用が出来るのか、
誰が使えるのかなど社員の目線になって作成することが利用率の向上につながります。
実際に利用した社員さん、福利厚生のイベント等に参加した社員さんの声を載せてみたり、
あらためて福利厚生を確認することで楽しく、モチベーションも向上する記事になるでしょう。

社内報についてのアンケート

ネタ切れで困っている時、または定期的に、思い切って
社内報についてのアンケートを取り、ネタとして載せましょう。

・どのようなネタ、企画が好きか
・どのような内容の記事を読みたいか
・記事の対象者として(写真や原稿など)協力してもらえるか

社員の読みたい記事、協力体制などを知るには間違いなくこのアンケートが一番ですね。

アンケートは準備から集計し終えるまでに他のネタと比べて時間と労力を要しますが、
それに見合った内容と次の社内報へとつながる結果がはっきりと出ます。
アンケートに協力いただいたこともあり、自然と社内報の閲読率も上がります。

社内全体でより良い社内報にするためのアンケートに答えて結果が出る、また、結果が次回の社内報で活用されることにより社内の一体感を感じることもできるでしょう。

定番以外の単発で使えるネタ

部署のメンバー紹介

部長など部署の上司がメンバーを”他己紹介”

優秀社員の一日に密着

実際に密着は難しいのでテンプレートなどに記入してもらい質問等インタビューをする

座談会レポート

子育てと仕事、挑戦したいこと、入社理由などのテーマに沿った社員で座談会をしレポート

職場環境紹介

部署や営業所ごとなどの職場の環境を写真などを交えて紹介

業界ニュース

自社の関わる業界の最新情報や動向を紹介

お客様の声

現場に出る社員だけでなく、会社を支えている社員にも向けて届けることができる

おまけ:編集後記は意外と人気!?

担当者様自身の想いを文字にする編集後記。
載せない社内報をみかけるようになりました。
社内報では小さなスペースになりがちですが、
制作者側の気持ちを率直に書くことのできる大切なコーナーです。
ここに作り手の感想を書くことで、社内報に興味を持ってくださる方が増え、
閲読率が上がるきっかけにもなります。

実際に編集後記にしか載せられない情報や制作の裏話を読むのが面白い、好きという読者も多いのです。

載せていない場合は載せてみることをお勧めします。

最後に

今回の記事ではコミュニケーションとモチベーションに特化した、
すぐにでも定番のコーナー化できる即戦力となるネタ・企画を紹介しました。
ここに載っているネタ・企画を使うことで、社員間の雰囲気やモチベーションに変化が起き、
その結果、業績、離職率にも良い影響を与える社内報になるでしょう。
有能なネタのため皆様の会社の社内報ではすでに載せている内容もあったかもしれません。
その場合は再確認としてあなたのこれからの制作のモチベーションになれたら幸いです。
もしくはネタが決まったとしても企画進行の仕方やデザインで困ることも多いかと思います。

そこで、ゴルゴオフィスでは年間500件ほど
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この記事を書いた人
伊藤 慎一

1969年、愛知県名古屋市出身。有限会社ゴルゴオフィス 営業部長。

2000年「有限会社ゴルゴオフィス」を現代表と立ち上げ、20年以上デザイン製作に携わる。

2018年 紙の社内報制作専門サイト「社内報製作・相談ドットコム」をオープン。
社内報作りの相談窓口として年間100件ほどの社内報、広報誌などのデザイン製作から印刷までを担当。出版物や販促物のデザイン製作の経験を活かし、社内報担当者の方々が少しでも負担を軽減できるよう取り組んでいる。全国の小学校・中学校・高校のPTA広報誌制作をサポートする「PTA広報誌アドバイザー」としても活動中。
趣味はカメラ。お客様との打ち合わせに行く度に何気ない風景の写真が増えている。

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