社内報は紙がいいの?WEBがいいの?メルマガ?SNS?

コラム

社内報は紙がいいの?WEBがいいの?メルマガ?SNS?


答えは「会社によって違う」です。
ある企業では社内報を紙からWEBへ変更しましたが、再び紙へ戻っています。
また、ある企業では発行する内容や読んでもらいたい人によって紙面にしたりWEBにしたりと柔軟に対応しています。
これらは読んでもらいたい人のニーズに応えるために起こったことです。

デスクワークが多い部署では紙は邪魔になるからとメルマガやWEBが好まれ、
営業で外出が多い部署ではSNSのような仕様で新しい情報をすき間時間に確認できる方が便利と聞きます。
また、中小企業や店舗で働く人、配送スタッフや工場で勤務する人などからは
朝礼で皆で読めたり、空いた時間に見ることが出来る紙を希望することが多いです。
紙面を家に持ち帰り、家族に会社や仕事を紹介する時も
デジタルに慣れた子どもには手元に残る紙に価値を感じ、「雑誌に載ってる!」と喜ばれます。

近年はエコ意識が高まっており紙面が無くなると思われていましたが、紙の社内報は現在も多くの企業で発行しています。
自社では紙で発行する意味があると認識しているからでしょう。
WEBやSNSは多くの情報をキャッチすることが出来ますが、時間とともに情報は流れ、忘れていってしまいます。
本当に留めておいてほしい情報は紙にするのが良いでしょう。

このようなことから社内報を発行する媒体は会社の社員が読みやすい媒体にすることが必須です。
業者からおすすめされた媒体で発行するのは読んでもらえない可能性も出てきますので注意が必要です。
ただ今の社内報を読んでもらえていない等の理由から新しいチャレンジとして媒体を変更することはOKです。
その際は発行してから社員の反応を見て媒体を変更することもあると思いますので
業者選びの段階ですべての媒体で発行が可能かどうかを確認する必要があります。

この記事を書いた人
伊藤 慎一

1969年、愛知県名古屋市出身。有限会社ゴルゴオフィス 営業部長。

2000年「有限会社ゴルゴオフィス」を現代表と立ち上げ、20年以上デザイン製作に携わる。

2018年 紙の社内報制作専門サイト「社内報製作・相談ドットコム」をオープン。
社内報作りの相談窓口として年間100件ほどの社内報、広報誌などのデザイン製作から印刷までを担当。出版物や販促物のデザイン製作の経験を活かし、社内報担当者の方々が少しでも負担を軽減できるよう取り組んでいる。全国の小学校・中学校・高校のPTA広報誌制作をサポートする「PTA広報誌アドバイザー」としても活動中。
趣味はカメラ。お客様との打ち合わせに行く度に何気ない風景の写真が増えている。

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