社内報を制作する中でよく目にする言葉や、外注業者とのやり取りの中で出てきた言葉の意味が分からない。
そんな方々に向けて社内報にかかわる言葉の意味を紹介していきます。
外注(がいちゅう)
外部への業務の発注・注文
社内報の制作をデザイン会社などに委託することを「外注」といいます。
原稿(げんこう)
社内報のもととなる文章や写真
社内報に載せるために用意した文章や写真を「原稿」といいます。
校正(こうせい)
紙面に誤りがないか確認すること
制作会社が作成した紙面、写真や文章に誤りがないかクライアントが確認することを「校正」といいます。
校了(こうりょう)
修正の必要がなく確認が完了すること
クライアントからこれ以上の修正の必要がないと承認いただき、そのまま納品の工程に移っても問題のない状態になることを「校了」といいます。
校了後は修正を行えないため、それまでの工程でしっかりと確認しておけると良いですね。
再校(さいこう)
作成された紙面の二度目の確認
最初の確認を経て制作会社が修正した紙面、写真や文章に誤りがないか、意図したとおりに反映されているか、クライアントが再度確認をすることを「再校」といいます。
初校(しょこう)
作成された紙面の一度目の確認
制作会社が作成した紙面、写真や文章に誤りがないか、クライアントが確認することを「初校」といいます。
責了(せきりょう)
制作会社が修正後の確認を行い完了すること
最後の修正をした後に、クライアントに確認をしてもらうことなく納品の工程に進むことを「責了」といいます。
一般的に簡単な文字の修正のみの場合、納期まで時間がない場合にお客様と合意のもと行います。
データ納品(でーたのうひん)
制作したコンテンツをデータの状態で納品すること
社内報を印刷や製本をせずにイラストレーターやPDFなどのデータで納品を行うことを「データ納品」といいます。
中綴じ(なかとじ)
中央で二つ折りにし、折った部分を針金や糸で綴じる製本方法
ページ数の少ない冊子をホッチキス(針金)や糸を使い低コストで製本することを「中綴じ」といいます。
入稿(にゅうこう)
原稿を渡すこと・原稿を受け取ること
紙面に載せる文章や写真を制作会社に渡すこと。
また、制作会社が受け取ることを「入稿」といいます。
引き継ぎ
作業内容ややり方をほかの人へ伝えること
社内報制作にあたって必要な工程や日数、外注業者などを次の担当者へ伝えることを「引き継ぎ」といいます。
編集後記(へんしゅうこうき)
編集者によるあとがき
社内報では小さなスペースになりがちですが、唯一製作者側の気持ちを率直に書くことのできる大切なあとがきを「編集後記」といいます。
見開き(みひらき)
向かい合っている左右2ページのこと
写真や図などが多くて1ページに収まらない時や、左右2ページにわたりレイアウトする際によく使われる方法を「見開き」といいます。
レイアウト
文字や画像の配置
仕上がりの形を想定し、文字・イラスト・写真・図・表などの要素を紙面に効果的に配置することを「レイアウト」といいます。
弊社ではデザイン制作ができなくても、手書きの簡単なレイアウト図をいただければ思いをカタチにします。
上質紙(じょうしつし)
原料が木材や草から抽出された繊維の化学パルプ100%の紙
コピー用紙の多くが上質紙です。表面にコーティングがされていないため鉛筆やペンなどの筆記性に優れているのが「上質紙」です。
コート紙(こーとし)
上質紙をベースにグロス系の塗料を塗工した用紙
表面がコーティングされており、光沢がありツルツルとした用紙。彩度が高く写真等の再現性に優れているのが「コート紙」です。
マットコート紙(まっとこーとし)
上質紙をベースにマット系の塗料を塗工した用紙
光沢の抑えられたコーティングがされており、上品で落ち着いた雰囲気や印象を与えます。しっとり、すべすべとした質感の紙が「マットコート紙」です。
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